コンパクトレンズ

コンパクトで高性能で多機能を求めて

2014年 買ってよかったもの

近頃よく見かけるエントリーを自分もしてみむとて、するなり。家電は一昨年で買い替えも一段落したので今年はさらに小粒なものが多いのですが、思い出すまま順不同にメモがてら。(コピペ)

エセルテ ファイル ソーテッド A4 横 6ポケット モノトーン SD22350

エセルテ ファイル ソーテッド A4 横 6ポケット モノトーン SD22350

これまで妻が子どもたちの学校通信的なものから地域のフリーペーパーまでテーブルの上にいつまでも置きっぱなしにしていました。片付けて欲しいのですが、あとで必要になるかもしれないとか訳の分からないことを言ってきて、必ずつまらない諍いが起きていたので、何か簡易に収納できるものはないかと見つけたのがこちら。さすがにこれだけポケットがあれば必要そうなものは収納できるし、そこから溢れた分は不要だと判断してもらう約束も取り付けることができたので良かった。格納場所が有限であるからこそLRUが機能するということで。


以前も書きましたがWahoo fitnessを今更ながら導入、ケイデンスまで記録が取れるのはありがたい。今のところランニング含めてワークアウトの履歴はRunkeeperに集約しています。あとは心拍計をどうしようか悩み中。今のところAdidasのmicoach fit Smartを使っていますが、Apple WatchかUP3に乗り換える気マンマンです。


今年はCurve SLを持ち出す機会がかなり増えました。16インチでCapreo9s搭載、コンパクトかつ走行性能を両立した、というよりどっちつかずということだったのか、2011年くらいに打ち切りになったモデルです。以前は上からかぶせるだけのスリップカバーを使っていましたが、最近輪行の取り締まりが強化されているとの情報を得て、全体を覆うことのできるスリップバッグに移行しました。20インチまで収納できるので16インチ車にはかなり大きいのですが、純正だしコンパクトに折りたためるので満足しています。


モンベルのEXライトウィンドパーカ。パタゴニアのフーディニを買いに行ったつもりが予算の都合でモンベルになっていました。自身のポケットに収納できて、そのサイズは11×8.5×4cmと極小で重さもわずか60gながら、風の侵入を殆どブロックしてくれます。これまで安っぽいウィンドブレーカーを使っていましたが、別次元の性能を前に、もっと早く買っときゃ良かったと思った次第。


改めてAmazonやヨドバシの購入履歴を見返してみると、昨年はあまり新しいモノに手を出さなかった一年でした。スマートフォン市場も成熟期にさしかかり、ウェアラブルバイスも既存の流れのマイナーチェンジがメインで、これは是が非でも欲しいと思えるような商品やサービスが出てこなかった気がします。また消費税増税と円安に伴う全般的な値上げが消費意欲をガッツリ削いだ一因でもありました。あとKindle Paperwhiteを買って以降、セール含みで本をかなりのペースで購入していたのも影響したかもしれません。

今年はApple Watchをはじめ、ウェアラブルバイスの本格的な普及に向けて新製品が出てくると思ってますので、まずはmicoach fit smartとUP24のアトガマをいろいろと試すのが一つ、あとはスマートロックですかね。円安なのでKickstarterはいくつか敬遠していましたが、こちらは一口乗らせていただいています。製品そのものもですが、SONYのような大企業がVCとのJVでIoTを連想させる製品開発プロジェクトを立ち上げること自体、大変興味深いものです。

大規模な既存事業を維持する必要がある大企業にとって、まとまった経営資源の必要な新規事業を立ち上げるのはかなり困難であると感じています。新規事業ではR&Dだけでなく、市場調査して、ターゲット決めて、パッケージや価格を決めて、プロモーションして、営業して、といった様々なタスクがありますが、社内でこうしたチームを組織しようとすると、人材や予算を複数部署からかき集めてくる過程で、関連部門の長が納得しやすい、彼らの所掌である既存事業の延長線上の企画になってしまいがちです。新規事業のための人や金を外から持ってくる、つまり商品開発や資源管理等の経営知識・経験を持つCEO的な人材およびまとまった資金(元はSONY自身も入れた金ですけど)を提供できるVCと組んで、自社の優秀な技術者と合弁会社作って新しいことをやってみようという試みには、大企業病の克服的な何かを期待させるものがあります。

勿論、IoTに向かう流れは必然とはいえ、デバイス屋よりもIBMIntelのようなプラットフォーム屋の抽象的なビジョンが先行している中で、SONYのような「Things」を作る企業がそこに魂を吹き込む役割を果たしていくのか、はたまた別の未来を提示していくのか、ということについても、今年一年、注目したいと思います。