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battle at Kruger

バッファローの子どもが絶体絶命のピンチ! 襲いかかるライオン達が見たものは…… - ガベージニュース(旧:過去ログ版)
 海外で企業トップの方々と会食の機会がありました。そこでipodの話になり、音楽や動画コンテンツをどうやって入手しているのかについて訊ねてみました。回答としてはコンテンツ配信やP2Pの利用などもありましたが、やはりyoutubeが動画入手先として非常にメジャーな存在になっています。


 そこでお勧めコンテンツとして触れられたのが「battle at Kruger」。説明を聞くとバッファローの群れを狙ったライオンが逃げ遅れて川に落ちた子供のバッファローを捕獲して引き上げようとすると川からワニが同じ獲物を狙ってライオンとしばし綱引き。ライオンの群れが見事子供バッファローの捕獲に成功して食さんとするとバッファローの大群が彼らを取り囲み、ライオンたちは蹴散らされて子供が保護される、ということで話(しかも英語)で聞くとなんのこっちゃ理解ができませんでした。ところが実際に映像で見てみるとそれぞれの動物たちのリアルなサバイバルの様子がわずか8分半のビデオに凝縮されており貴重な映像であるとともに、毎日食うか食われるかの激しい競争を生き抜く野生生物の強かさを垣間見ることができます。


 今日、人間社会のサバイバルもなかなか厳しいところがありますが、常に生死の狭間を生きている野性生物に比べれば非常に安全で暢気な世界ですし、セルフコントロールできる範囲が広いことが分かります。コントロールできる部分はできる限りコントロールし、精神的にも肉体的にも安定した生活基盤を持つことが可能な人間社会に生きられることは幸運です。だた一方でコントロールを乱すと非常に脆弱であることも確かであり、一概に人間社会の優位性に満足するわけではありませんね。

 
 さて、動画配信についてですが、日本のアニメやを初めとする削除対象になりがちなコンテンツのうpで盛り上がるのもそれはそれで理解できますが、こうしたドキュメンタリーを通じてさまざまな思いを馳せることができるのもyoutubeの有意義な使い道だと思いました。