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2015年 読んだ本(Kindle編) その②

狭小邸宅 (集英社文庫)

狭小邸宅 (集英社文庫)

なんかのネット記事で知って読んでふーんという。不動産営業マンのちょっといい話★2

胃弱を意識し始めたのはここ最近のことなのだけど、胃弱なら共感すること多々あり。消化力が弱い人は食事はもっと気を使った方が良く、特にヘビーで遅い食事を摂った翌日は何なら一日絶食でもいいくらい。私は平常時でも22時以降は水分補給のみで食事は摂らないようにしている。本書からの影響はモンベルの腹巻きと太田胃散ボトル、ポカリスエットお湯割り(実際はぬるくして持ち歩く)。個人的には胃薬として太田胃散以外にH2ブロッカーガスター、ファモジチン等。第一種医薬品につきネット購入不可、処方箋受付可のドラッグストアでのみ購入可)と胃粘膜修復薬を常備することをおすすめする。★4
【第2類医薬品】太田胃散 210g

【第2類医薬品】太田胃散 210g

決断力 (角川oneテーマ21)

決断力 (角川oneテーマ21)

普通に読み物として面白かったが、そこそこ古い新書なのでそれほど得るものはなし。★2

戦争論 ─まんがで読破─

戦争論 ─まんがで読破─

ちゃんと読んだことがなかったのでちゃんと読もうと思うもとりあえず漫画で済ませてしまった。戦争が不可避であるならその本質を理解しできるだけ制御可能な状態にすることが課題であり、絶対悪と切り捨てて思考停止することなく、あくまで政治の一手段として武力行使はどうあるべきかを状況に応じて考えることが大切。とはいえその考え方は現代の戦争認識に十分に組み込まれており、その意味で新鮮味には乏しい。どちらかと言うと戦術論やナポレオンの強さの分析の方が面白かった★3

教養としての聖書 (光文社新書)

教養としての聖書 (光文社新書)

年末の半額セールで購入。世界史は中学、倫理は高校止まりであり、聖書は断片的なエピソードしか知らなかったが、最近ユダヤ教徒と仕事しているので彼らの思想・文化背景を知るいい機会になった。旧約聖書において創造主である神はモーセとの契約書に記載された律法に従う者は約束の地にて繁栄するとしたが、新約聖書では神の子イエスを信じ隣人愛を実践する者は誰でも(律法を守らなくても、というかそもそも肉体があるから守れないというのが出発点)等しく救われる(最後の審判の後に永遠の命が与えられる)となっており、ユダヤ教からの大きな転換であったと理解。あらためてこういうの好きなんだなと気づいた★5