コンパクトレンズ

コンパクトで高性能で多機能を求めて

Windows 7 ideapadでの使用感

OSの起動、プログラムの起動や応答の体感速度はXPと大差なく、概ねストレスなく動作します。特にXPと違ってスリープモードがあり、スリープからの復帰はとても速いです。また、Vistaは不要なサービスが自動実行されていましたが、Windows 7ではその必要はあまりないです。お好みでIP Helper等を止めたりしても良いですが、基本的にはデフォルトで使って重いということはありません。起動直後のメモリ使用量は、DropboxAvast!を実行した状態で750MB弱程度で、メモリ1GBでも十分使えると思いますが、2GBならさらにメモリを気にすることなく使えると思います。

BUFFALO ノートPC用増設メモリ PC2-5300 (DDR2-667) 2GB D2/N667-2G/E

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ただ、YouTubeやニコ動は多少カクつきや音ずれしてしまいます。これはチップセットのドライバのせいというよりハードの性能上仕方ない部分だと思います。


ではXP(Vista)との主な違いを。まず、タスクバーとクイックランチャーが一体化しています。

タスクバーのアイコンは、プログラム起動できるランチャーであり、実行中のプログラムウィンドウの縮小版を表示し、マウスオーバーで切り替え、プログラムを閉じることが可能なタスクバー機能でもあります。これは見栄えもよく、表示もすっきりしていて使い勝手も良いです。解像度の低いネットブックでは、普段は隠す設定にしておくのが良いでしょう。


次にファイラーの表示部分。

基本的には従来とあまり変わっていませんが、Vistaと比べて、左側のショートカットがすっきりしています。C:\ドライブ直下やネットワークコンピュータに直接アクセスできるのは便利です。よく考えられたショートカットだと思います。


あとは、アクセサリのプログラムで画面を任意の大きさの画像として切り出せるSnipping tool、見栄えの良くなったペイントツールなど、最初から使えるアクセサリツールがインストールされています。


と、さすがにXPより格段に良くはなっていますが、RC版はUltimate Editionなので、ネットブック用といわれているStarter Editionとかだとまた違うのかもしれません。また、ネットブック的な使い方であれば、基本的にXPで十分だと思います。私はRC版の期限が切れたら、おそらくXPに戻します。