コンパクトレンズ

コンパクトで高性能で多機能を求めて

この人たちは何をどうしたいのか。

B-CAS見直しで「チップ」や「ソフトウェア」など検討
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20081014/soumu.htm?ref=rss

現在のB-CASのような「カード方式」の改善の方向だけでなく、ハードウェアとして機器に内蔵する「チップ方式」、「ソフトウェア方式」の3つが、技術的には考えられているという。これらの責任分解点の見極めや、セキュリティ方式としての強度、契約関係などを勘案して、議論を続けていくという。

カード式がだめなのではない。アナログ放送と比べて明らかに受信機が高コストかつ利便性が低下していることが問題なのです。現在のビジネスモデルを維持するのなら、公共放送にスクランブルをかけること自体おかしい。また時間をかけて消費者不在の利権調整とは、総務省の諮問委員会は税金の無駄遣い。B-CASは早々に畳んでなかったことにしたまえ。それだけでいいのに、誰もそれを言い出せないばかりか、チップだのソフトだの、形を変えて存続させようとするのはあまりに時間と人材の無駄遣いではないか?


私はアナログ放送のままだって全然問題ないのです。しかし電波の利用効率を上げて、新たな市場創出に一役買うことは別に反対ではありません。だが勝手にハイビジョン化しておいてコピープロテクションだのちゃんちゃらおかしい。TVは国民のライフラインであると言う一方で無駄に高機能化しておいて、受信機のコスト負担だの低利便性の甘受だのを平気で要求するとは何事か。


とりあえずウェブの辺境で吼えることしかできない自分が情けないです。