コンパクトレンズ

コンパクトで高性能で多機能を求めて

地デジねぇ。やっぱり納得いかないことばかり

VistaWindows media centerが地デジに対応するようです。
Vistaで地デジが見れる、録れる!
http://ascii.jp/elem/000/000/142/142195/
でもソフト単体での配布ではなく、地デジ対応のVistaPCにのみプレインストールのようです。UltimateのWMCは対応するんでしょうか?

ただし、TV PackはPCメーカーのみに提供される。2008年夏頃にマイクロソフトの開発が完了し、その後、各PCメーカーへと出荷され、地デジ対応のVista パソコンにインストールされて販売される予定だ。そのため、TV Pack単体やそれを含むWindows Vistaの一般ユーザー向けパッケージ販売や、Windows UpdateによるTV Packでの提供予定は今のところない。

あと、

TV Pack搭載マシンで録画した番組は、BDやDVDメディア、メモリーカードなどへのムーブ、他のパソコンからのLAN経由での視聴はできない。あくまで録画したマシンで見ることしかできない。

らしいですね。ここまでガチガチにプロテクトするとは、さすがです。


専用チューナも開発完了とか。

バッファローWindows Vista地上デジタルチューナーの開発完了
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080613_buffalo_ome_digital_tuner/

いくらで出るかは分かりませんが、私は1万は切らないと買わないでしょうね。
で、相変わらずもめている「ダビ10」ですが、


ダビング10開始時期は「タイミング感共通」も合意に至らず
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/06/13/19937.html


早くひっついちゃえよ!などと冷やかしの一つも言ってみたいくらい煮え切らない二人。まあ別にコピー回数が10回に増えようがアナログ放送からしてみれば利便性は大きく低下しているのでやっぱりデジタルに移行する理由が見あたりません。


・思い切って放送行政のちゃぶ台をひっくり返してみよう (1/3)
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0806/09/news018.html


同じようなことを考える人はいるもので(あくまでも思考実験ですが)。地デジ移行はアナログを本気で停波されたらその時考えることにします。それにしても

・地デジ受信機支給へ 生活保護107万世帯に
http://www.asahi.com/business/update/0610/TKY200806100268.html


なぜ生活保護世帯だけなのか納得がいきません。

 対応テレビへの買い替えなど地デジは視聴者の自己負担が原則だが、経済的な事情で対応機器の購入がままならず、視聴できない世帯が生じる可能性がある。テレビ放送は生活に必要な情報を提供しており、地デジへの完全移行までに必要な対策を講じなければ、日常生活に支障を来す恐れもあった。このため、総務省の委員会で金銭的な支援策を検討してきた。

テレビ放送は生活に必須と言うのなら全国民を対象にすべきでしょう。地デジ機器購入は税金みたいなものだとでも言うのでしょうか。また、チューナ機器の価格が高くて利便性を損ねている大きな理由の一つははB-CASという日本独自のスクランブル方式が採用されているからです。B-CAS見直しについての議論が開始されたのは大きな前進だと思いますが、議論だけに終始することなく、既存のB-CASユーザも救える形で一般ユーザが納得のいく結論を出して欲しいと思います。


・法制度導入やB-CAS見直しなど放送の著作権保護を議論−見直しの具体案を求める声も
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20080613/soumu.htm